先日17日、Bnestにて第5回ひととひとときを開催しました。
今回の講師は海野俊彦先生。国風華道会、煎茶道静風流の家元です。
習い事の落とし穴と題しての講演と生花の実演。
講演はユーモアを交えた楽しい内容でした。
物事はすべて最初は習い事。教わる側の意識で成長は変る。
教える側は技術を教えるだけ。経験を踏まえてのお言葉です。
でも裏を返せば、教える側も教わる側であること。
教えてるときは教わっている時みたいな感じなんだと思います。
師を追い越すには?生徒に追いつかれないためには?
双方の意識がないとその教室、ジャンルは伸びない。
これは会社やなんの組織も一緒ですね。
とくに伝統文化は残ってきたものであり、残すためには常に前へすすまないと
取り残されてしまうというようなお話もありました。
むしろ、前衛的なものであり、それを続けなければ存続しないみたいな。
これもというかこれこそ、会社なんかまさにそうですね。
結局、伝えることの大事さは自分が何をしてきたで変るわけで、
そのためには自分の向上がないと何も伝えられないってことかなと感じました。
で、パフォーマンス。


なんだか手品のようです。ささえあって立つ枝。
自然ではこう見えるので、いけるときもこの角度で。
輪ゴムやホッチキスなんかもありで。
こういうちょっとしたっていうか全然ちょっとしてないですが、
リビングに玄関に、トイレにあるだけで全然空間が変りますね。
おもてなしというか。
とにかくすごい濃い時間でした。

ありがとうございました。
以前のスペシャリストインタビューでもおっしゃっていただいておりますが、
日常の中に文化があるってこのことかなと感じました。
あ、司会のmegさんもがんばっておりました。
おつかれさまでした。
次回は10月22日。大道芸ワールドカップ実行委員長の杉山 元氏に
大道芸の楽しさ、人の輪を講演いただきます。
お楽しみに!