静岡から岩手までバス。
1泊4日。。
長時間バスに乗るときには座布団が必須。。
っていう東北応援団ツアーに参加してきました。
被災地とひとくくりで認識してはだめ。
当然、被害にあわれた地域は多数の人手が必要。
ただ、同じ県でも被害が少ない地域もある。
そこには人出が必要。
今の自分にできることって。今の自分にできる範囲のことって。
っていう思いにちょうどぴったりのツアーだと思いました。
行程はかなり無理あるなーと思いましたが。。
2日の夜に静岡からバスで出発。
3日の朝に到着。1時間ほど遅れ。
ボランティアセンターで現地が決定。陸前高田へ。
いろいろ準備が足りなかった。被災地といっても場所によって
やること、ニーズが違う。
破壊された水産加工場の倉庫にあったさんまが大量に腐乱。
街中を異臭が覆う。
それの処理の予定が、瓦礫のくぎなどの影響で靴底に鉄板が必要。。
安全靴っぽい長靴じゃNG。
その地域の消毒係りになりました。無事だった家もあり、人も住んでいました。。
午後は参加者の大勢は腐乱場の後方支援へ。
とにかくにおいがきつかったとのこと。
私たちの班は引き続き消毒。
ほんとに人の力は微力。でもきっと無力ではないと信じたい。
被災のエリアの広さに絶句。
静岡だと、、と脳内変換しても現実味がわかないくらい。
これでも処理はすすんでいるんだろうけど。。
ただ、これらはゴミではない。3.11前までは生活に使われてたモノ。
なにもないこの土地は普通の生活があった場所。
それを元に戻すのか、あたらしい場所にするのか。
私にはわからないかったです。。
夜は宴会!
旅館の人があいさつしてくれた。
これも今回の目的の大きなひとつ。飲まなきゃ!
でも日本酒の差し入れが3升もあり、ビール4本追加くらいでした。。
夜は5人部屋。私含め3人でいびき合戦!残りのおふた方すいません。。
で、2日め?3日め?は盛岡観光。
まずはてづくり村。匠宿みたいなとこ。
ワイン試飲。3つためす。おいしい。一本購入。
地ビール購入。三陸わかめ購入。まんじゅう、わんこそばセットなど購入。
今回の目的のひとつは消費!みなさん大量に買い込んでました。
南部鉄器。作ってるところかっこいい。
ここでは買わず。ごめんなさい。
で、盛岡市。はじめてきた。市の真ん中に川がある。きれいな街。
いいところです。。宮沢賢治、石川啄木などの史跡があるとこ。
古い建物もきれい。
わんこそば。けっこうあきますね。。53杯。男の人の平均。
地元の喫茶店でビール。昨日のこととかなんとなく話す。
もちよった救援物資をSAVE IWATEへ届ける。
近隣の古い町並み散策。
で、酒蔵。
地酒を3つ試飲。おいしい。一本購入。
家族へのおみやげもろもろ購入。
夜は、酒蔵で打ち上げ。
発案者の方と話す。
SAVE IWATEへ参加している静岡の方と話す。
で、終了。バスに乗って5日の朝に静岡着。
みなさんおつかれさまでした。とにかく楽しかったです!
40数人。静岡、東京、横須賀、富士。知ってる人も知らない人も
同じ経験をした達成感と一体感がありました。
かなり社会的に高い地位のかたがたも多くいて、びっくりです。
ありがとうございました。
この東北応援団ツアー。朝日新聞にも掲載されました。
来週にはフジテレビでも放送のようです。ずっと取材班がついてました。
ボランティアツアーっていうのは多くても、このようにボランティア+消費って
ツアーは珍しいとおもいます。ニュース等の反応をみて大手も企画するんじゃないかな。
こういう参加しやすいものが増えるのはいいことだと思う。
感じたこと。
個人的には現地に行ってみなきゃわかんないって思ってたし、
やじうま根性もあったし、ボランティアっていうより行く理由の
免罪符みたいな感じだったし。
わかったことはとにかく長期的なこと。人がそこにいくって大事だということ。
忘れないこと。続けること。人が必要なのは今後もずっと続くって事。
あと情報。現地での情報とボランティア参加の情報の共有。
ネットでの事前調べをもっとしておけばよかった。現地にいってなんとかなる
っていうもんじゃない。でもモノは現地近くにある。そこで買うのも支援のひとつ。
で、今後。
距離、時間、お金を考えると個人的には次は夏かなと。
じゃ、GWおわって夏までどうすんの?近場の人だけ?うーん。。
社会人だけでなく、学生さんも大学がはじまるしね。。
あと、同じ岩手県でもテレビで見るあの被災地からちょっと離れると普通の街。
これは宮城も福島も茨城も一緒だと思う。
行きの東北道のPAが混んでた。
ボランティア、観光の人も多かったと思うけど、今思えば帰省の人もいたんだろうな。
東北道から見えた田んぼでは田植えが始まっていた。
普通の生活をしている人もたくさんいるってこと。その人たちも
風評やら、なんやらで困っているってこと。
その基本が経済であり、消費ってこと。
です。
お酒がおいしかったので日本酒に目覚めます。
近所のあの酒屋さんには岩手、宮城、福島、茨城のお酒あるんじゃないかな。
静岡でもできる消費活動を引き続き行っていきます。
この東北応援団ツアー。夏にも開催決定されました。
富士市の旅行会社レイラインさんです。
興味のある方はぜひ!ゴム手袋、鉄板靴底、ヤッケ、座布団必須で!